全国視聴覚教育連盟

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視聴覚教育時報 平成20年4月号(通巻636号)index

◆私のことば 地デジテレビ/原田成夫

◆DVD教材完成!「レッツ・ヒップ・ホップ ダンス」無料配布

◆インターネット活用教育実践コンクール受賞者決まる ―岡崎市視聴覚ライブラリーがインターネット活用教育実践コンクール実行委員会賞受賞―

◆平成18年度 「教育メディア利用推進に関する調査研究事業」報告書7 「ITボランティア「 i の手」」(大分県大分市情報学習センター)前編

◆えすけーぷ

◆私のことば 地デジテレビ/原田成夫(山形県・北村山視聴覚教育センター所長補佐)

 今年は、4年に一度のオリンピックイヤー、北京オリンピックの開催を前に、ほとんどの家電販売店が地デジ対応のテレビ宣伝をにぎやかに放映している。
 我が家でも、去年、地デジ対応テレビを購入した。フルハイビジョンではないにしても、初めてスイッチを入れデジタル処理された鮮明な画像が映し出された時の驚きは今でも、頭の中に残っている。
 それから、数日は家に帰るとテレビの前に座り込み、さまざまな機能を試してみた。
 番組表を出す、データ放送をみる、LANをつないでインターネットを見る。
 テレビでこんな事までできるのかとその多機能さに家族も毎日驚きの連続であった。
 我が家に初めてテレビが入ってきたのは、ちょうど小学生になった頃、今から40数年前である。そのとき初めて見た小さな白黒のテレビ画面を今でも覚えているが、テレビを見て感動したというのは、それ以来ではないだろうか。
 今、我が家には、アナログテレビと、地デジ対応テレビが混在しているが、放送番組はほとんど地デジテレビで見ている。
 ただ、ビデオカメラで撮影してきた映像を見るときは、アナログテレビの方がきれいに見える。
 センターで制作した作品にも同じ事がいえる。このことは以前から予想されていたことであり、現時点ではいたしかたないことではあるが、何となくとまどいがある。
 当センターにも今年、フルハイビジョン対応のテレビが設置された。財政的にも非常に厳しいときなので一気に導入が進むことは難しいが、ここ数年の間には小中学校などの教育現場にも導入されてくる。
 その時に、学校等でこれまで撮影した作品にはどう対応するのかまた、多くの機能を持った機器を利活用するための情報をより多く提供するにはどうするかなど、センターに与えられた役割はますます大きくなっているのではないだろうかと感じている。

◆DVD教材完成!「レッツ・ヒップ・ホップ ダンス」無料配布

 最近、朝の連ドラや子どもたちの間で話題になっている、ヒップホップダンスを学ぶDVDソフトが完成しました。
 子どもたちも関心の高いヒップホップダンスのレッスン用DVD「みんなでおどろう!レッツ ヒップ ホップ」は、独立行政法人国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」の助成を受けて制作したもので、視聴覚センター・ライブラリーや児童館等に無料配布されましたので、ダンスを学ぶ機会に活用してください。
■体がはずむ・心がはずむ
 現代の代表的リズムのダンスとして子ども達の人気を集めるヒップホップダンスは、最近の子どもたちに見られる「表現や意思伝達の乏しさ」を補い、言葉を越えて気持ちや感情を伝える有効な手段として注目されています。
 本企画では、現代的なヒップホップダンスを、初歩から誰にでも無理なく楽しめるカリキュラムを制作し、DVDディスクとして各地域の児童館・児童センターや視聴覚センター・ライブラリー等で利用してもらいます。

■グループで心が共振する
 この教材は、年齢や性別を意識することなく、みんなで楽しめるように構成され、各年齢層の子どもたちの交流を活性化させることができます。グループで気持ちを一つにして踊ることにより、年代を超えて心地良い動きとリズムを共有し、ダンスをとおして表現力と創造性を身につけ、成長期に必要な心の栄養素となる「情緒」を育てます。

■教材の概要
 本コンテンツはヒップホップダンスの振り付けを「ステップ」「ポーズ」「ダンス」の3段階に分け、だれもが無理なく覚えられる構成により、幅広い年齢層に対応しています。
 また、振り付けを学ぶ前のウォームアップとして「ストレッチ」と「リズム」を行い、練習の途中には水分補給を促す画面を表示して、体調や怪我の予防にも配慮しています。
音声には別途、指導者用のトラックを用意して、練習時の指導ポイントを解説しています。
音声トラックの切り替えはDVDプレーヤーの音声選択スイッチで行います。
 インターネット上のWebコンテンツでは、DVDの概要説明や指導される方への注意事項を掲載しています。
 また、Web上からもDVDの申込が可能です。

■基本的な構成
@ウォームアップとして「ストレッチ」を行います。
Aダンスの基本として「リズム」を練習します。
B練習する振り付けを選択します。
 振り付けは簡単なものと、ややステップアップしたものと2つ用意してあります。
C映像の動きに合わせて基本的な「ステップ」を練習します。
D振り付けで使用する「ポーズ」を練習します。
Eここまで学んだ「ステップ」と「ポーズ」を使って「ダンス(振り付け)」を学びます。
 練習の最後に再び「ストレッチ」を行います。
 以上の行程を年齢に応じて繰り返し練習し、ヒップホップダンスを体得します。

■指導者
廣木三奈子
 スーパーイコリダンスプロダクション主宰(レッスンカリキュラム、振り付け開発)
キャサリン
 同演出(ダンス、演技指導)
 なお、配布されたレッスン用DVD以外に入手を希望される方や詳しいお問い合わせは、インターネット
(http://www.yume-zenshi.jp/hiphop/)
からお願いします。


◆インターネット活用教育実践コンクール受賞者決まる ―岡崎市視聴覚ライブラリーがインターネット活用教育実践コンクール実行委員会賞受賞―

 文部科学省・インターネット活用教育実践コンクール実行委員会主催、総務省・経済産業省・朝日新聞社後援、財団法人学習ソフトウェア情報研究センター・財団法人コンピュータ教育開発センター・社団法人日本教育工学振興会・財団法人日本視聴覚教育協会・日本視聴覚教具連合会協力による第8回インターネット活用教育実践コンクールは71件の応募を得、第1次書面審査、第2次ビデオ審査を経て、以下の受賞が決まりました。
 内閣総理大臣賞1件、文部科学大臣賞2件、総務大臣賞1件、経済産業大臣賞1件、朝日新聞社賞1件、インターネット活用教育実践コンクール実行委員会賞4件、佳作13件
 このコンクールは「地域社会や学校などの教育におけるさまざまな活動の中でインターネットを有効に活用している優れた実践事例を広く募集することにより、教育の情報化の推進を図ること」を目的に開催されたものです。

■内閣総理大臣賞
・学校教育部門
「バーチャル電子商取引」
高等学校電子商取引研究協議会

■文部科学大臣賞
・学校教育部門
「体験的な学習活動をとおして『情報モラル』を身につけることができる教材システムの開発とその実践」
岩手県立総合教育センター
・社会教育部門
「PTAによるブログを活用した学校活動の情報発信―開かれた学校を保護者の手で―」鳥取県立倉吉東高等学校育友会

■総務大臣賞
・学校教育部門
「手話を使った日韓インターネットライブ交流」
愛知県立岡崎聾学校

■経済産業大臣賞
・両部門にかかわる活動
「別子銅山 近代化産業遺産を生かしたまち学習―インターネットを活用し、学校・地域・行政と連携した21世紀型の郷土史料づくり マインからマインドへ―」
愛媛県立新居浜南高等学校

■朝日新聞社賞
・両部門にかかわる活動
「ブログを活用した学校の情報発信の取組」
鹿児島県肝属郡南大隅町立大泊小学校

■インターネット活用教育実践コンクール実行委員会賞
・学校教育部門
「家庭学習の強化を目指す高校物理インターネット学習」北海道函館中部高等学校
「インターネットで広がる国際交流活動」
仙台市立人来田小学校
・社会教育部門
「仮想企業プログラムを使った地元企業との産学連携」
共愛学園前橋国際大学(群馬県)
・両部門にかかわる活動
「地域視聴覚ライブラリーからの発信」
愛知県岡崎市教育委員会・愛知県岡崎市視聴覚ライブラリー

■佳作13件(略)
【解説】
 今回、愛知県岡崎市視聴覚ライブラリーの実践がインターネット活用教育実践コンクール実行委員会賞を受賞していますが、これからの視聴覚ライブラリーの方向を示唆している優れた実践として高く評価されます。
【実践のねらい】
 地域視聴覚ライブラリーの使命を終えたというがその理由の一つだが、はたしてそうだろうか。むしろIT化の進む今だからこそ、コンテンツの蓄積されている地域視聴覚ライブラリーの存在意義が増しているのではないだろうか。
岡崎市視聴覚ライブラリーにおける、自作視聴覚教材制作の歴史は40年をこえる。教員組織である岡崎市自作教材制作委員会との連携の中、地域に根ざした映像教材を制作、その利活用を図ってきた。そうした活動を踏まえつつ、IT社会に対応した活動を模索した。
【特徴・工夫・努力点】
 IT社会に対応した情報発信基地としての視聴覚ライブラリーのキーワードは、「デジタル化」である。蓄積されたコンテンツのデジタル化はもちろんのこと、教材の利用についても、利用者への「貸出・配布」から、範囲を広げて、ネットワークを活用した「配信」を視野に入れる必要がある。また、教材制作自体についても、デジタル化を進める中で、インタラクティブな学習の提供が可能になるWeb教材の開発にも取り組んだ。発信基地としての視聴覚ライブラリーのあり方を求めて、次のことに取り組んだ。
・教材・機材予約システムを構築すること。
・制作教材のデジタル化をはかり、地域映像情報を蓄積すること。
・映像配信のしくみを作ること。
・デジタルの持つ特性を生かした教材を制作、利用者に提供すること。=中略=
【今後の課題】
 40年前に廃止された市電の映像をサーバから引き出して学ぶ高齢者教室。その同じ映像が小学校のPC教室で、教材として利用されている。著作権等クリアすべき課題は多いが、地域の映像はまさに「宝」である。IT化の波は、情報発信基地として地域視聴覚ライブラリーに新たな使命を生み出している。地域コンクールの開催やメディア講習会など、素材収集にもさらに力を入れ、必要とされるライブラリーを目指して実践を進めていきたい。
 詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.oavl.jp/

◆平成18年度 「教育メディア利用推進に関する調査研究事業」報告書7 「ITボランティア「 i の手」」(大分県大分市情報学習センター)前編

◆事例調査研究委員のコメント
 センター主催のITボランティア養成講座の修了者が会員となる団体が、センターと連携してセンターの事業をサポートする仕組みが見事に構築されている。団体の運営もしっかりしており、会員の資質向上のための研修も計画的に実施されている。IT化の浸透に伴い市民の受講ニーズが高まる中、質の高い講座の提供を検討している全国のセンター・ライブラリーにとって、大いに参考となる有益な事業である。
(全視連専門委員・中村祥一)


表題 ITボランティア 「iの手」(大分県大分市情報学習センター)
平成18年度の総予算額: 35,256,000円
(教材購入費を含む)
うち本実践に関わる予算額: 32,000円

0. 実践の概要
 2003年度に開催された「大分市視聴覚センター施設運営検討委員会」での報告を受け、2004年度より、IT分野においてボランティアとして活動したい人を対象に、センターの教室の充実と市民の地域における学習機会の拡充をめざしてITボランティア養成講座を開設している。
 養成講座は、講義・協議・実技研修・サポート体験など12の研修を修了するまでを期間とし、修了者には修了証を交付するとともに大分市情報学習センターITボランティア「i(あい)の手」に登録ができる。現在4期までの養成講座を終えて、110名の方が登録している。
 大分市情報学習センターITボランティア「iの手」は、センターのパソコン教室や情報体験学習のサポート、大分市の13地区公民館で行う「IT入門教室」の指導を主な活動としている。指導力を身につけるための研修はもとより、「iの手」独自のホームページの開設、映像サークルの結成等組織の活性化が図られている。

1. 実践の背景
 大分市情報学習センター(旧大分市視聴覚センター)は、1979年5月に「学校教育および社会教育における視聴覚教育の振興を図ること」を目的に設置され、以来視聴覚教育の普及啓発に努めるとともに、機器の更新充実と事業内容の見直し・改善を図りながら市民の学習ニーズに対応してきた。しかしながら、コンピュータを中心とした多岐にわたる学習ニーズに対して、教室・講座の開設数の不足や学習者の習熟度や学習内容の多層化に対応できない等、運営面やスタッフ面での課題を生じてきた。このような中、2003年に「大分市視聴覚センター施設運営検討委員会」を開催し、施設の抱える現状と問題点を整理して、社会的要請や市民ニーズ、また情報教育施設としての果たすべき役割等センターの生涯学習施設としての今後のあり方を検討してきた。
 その結果、学習面でのセンターの果たす役割、学習者の社会貢献度から考え、@初心者いわゆる情報弱者への学習機会提供、A指導者やボランティア等の養成のための教室・講座に重点を置いた運営等センターの進むべき方向性が示された。特にコンピュータをはじめとする視聴覚メディア等に関する学習機会の提供を図る上で、これまでの事業展開で培ってきた企画性や指導経験等、センターの独自性・専門性を生かして、指導者やボランティアとして社会貢献をめざそうとする人を養成し、市民の学習活動をコーディネートしていくようなセンター的役割を担うことが望ましいと考えられた。
 さらに、センターでの教室・講座の受講を単発的なものに終わらせず、受講生が学習を続け、そのメンバーがグループ・団体として成長していくように、指導者・ボランティア活動者の育成を通して、継続して学習できる豊かな生涯学習環境の充実を図り、多様化する市民の学習ニーズに対応した学習機会の提供を図ることが重要であると考えられた。
 この提言を受け、2004年度より、IT分野においてボランティアとして活動したいという人を対象に、センターの教室の充実と市民の地域における学習機会の拡充をめざして「ITボランティア養成講座」を実施している。

2. 実践のねらい
 「ITボランティア養成講座」は、講義・協議・実技研修・サポート体験など12の研修を修了するまでを期間とし2004年に1期及び2期の講座を開設した。
 実技研修・サポート体験については、センター主催の「パソコン入門教室」「はがき作成教室」等コンピュータ教室の内容を主に研修を行った。
 また、小学5年生を対象に実施している「情報体験学習」では「パソコン体験」のほかに「スタジオ体験」や「映像機器の移り変わり」を学習するが、その機器の取り扱いも含めてサポート研修を行っている。
 こうしたボランティア養成講座の実施とともにITボランティアの組織結成に向けて、会則及び内規の原案を検討するとともに、当面の活動について協議するため運営係会議を開催した。
「ITボランティア養成講座2期」の講義および協議スケジュール
期日
講座内容
会場
9月2日(木)
9:30〜12:00
開講式 オリエンテーション
講義1  「大分市視聴覚センターのボランティア活動について」
 大分市視聴覚センター所長
講義2 「センターの概要ならびに施設見学」
 指導主事
AVホール
9月16日(木)
9:30〜12:00
講義3 「ボランティア活動を始めるにあたって」
 ボランティア別保
講義4 「ビデオプロジェクター等機器の取り扱いについて」
指導主事
AVホール
9月30日(木)
9:30〜12:00
講義5 「ITインストラクションーサポートにあたってー」
 指導主事
協議1 「これからの活動について」
 指導主事
AVホール
研修室
10月14日(木)
9:30〜12:00
講義6 「コンピュータ研修室の機器について」
 指導主事
協議2 「これからの活動について」 班別
 指導主事
PC室
研修室



「 i の手」会則一部抜粋

  大分市情報学習センターITボランティア「 i の手」会則
(名称)
 第1条  本会は、大分市情報学習センターITボランティア「 i の手」という。
(目的)
 第3条  本会は、会員相互の友愛と互助並びにボランティア精神に基づき、大分市情報学習センターが行う事業に協力すると共にITに関する教養を高め、ITの利用促進による快適で豊かな市民生活に寄与することを主たる目的とする。
(活動)
 第4条  本会は、前条の目的を達成するために次の活動を行う。
 (ア) 大分市情報学習センターの主催する教室のサポート
 (イ) 大分市情報学習センターで行う体験学習のサポート
 (ウ) 大分市の公民館等の施設で行われる教室やサークルにおいての活動
 (エ) 大分市の主催する事業のサポート
 (オ) 自作視聴覚教材の制作
 (カ) 各種印刷物、掲示物の作成
 (キ) その他目的を達成するための必要な活動



3. 実践内容
 「ITボランティア養成講座」の修了者には修了証を交付するとともに大分市情報学習センターITボランティア「iの手」への登録手続きを行い、本格的なボランティア活動にうつる。2004年に1・2期、2005年に3期、2006年に4期を終えて、現在110名の会員が登録している。
 主な活動として2004年には、センターで行う市民対象のパソコン教室および小学5年生を対象にした情報体験学習のサポート活動を行うことでスタートしたが、2005年より公民館との連携事業として大分市の11地区公民館(現在は13地区公民館)で行われる初心者対象の「IT入門教室」において指導・サポートを行っている。また、それらの活動をしていく上で必要な指導力を身につけるため、共通研修を位置づけ会員相互に研鑽していくことにしている。

@センターの主催する教室のサポート
 パソコン関係の「初心者」「初級者」「中級者」対象の全教室にサポートとして入り、市民から「困ったときにすぐに対応してくれてうれしい」と感謝の言葉を多くいただいている。

A情報体験学習のサポート
 2005年度は、小学校27校、中学校16校、社会教育団体3団体の体験学習のサポートをした。スタジオでの制作番組を録画したものや体験活動をしている様子をデジカメで撮影し、写真を保存したCDを持って帰ってもらうなどボランティアの協力できめの細かい体験活動ができている。

B地区公民館の主催する
 「IT入門教室」の指導、 サポート
 基本的に3人の指導体制で行い、各公民館とも4日間コースを3回実施することで始めた。
 さらに、会員相互の交流と情報交換のため「iの手」独自のホームページの開設や映像に関するスキルアップのための「iの手映像サークル」が結成され、組織がより活性化されている。
〈次号へ続く〉
IT入門教室の内容
 
主な内容
具体的な内容
1日目
パソコンの基本操作 パソコンの構成、電源の入れ方、マウス操作、ウィンドウの開閉
2日目
文字入力 キーボードの配列、文字の入力、漢字変換
3日目
文字入力とインターネット 書体、フォント、インターネットの利用
4日目
メール メールの作成、送受信、返信




◆えすけーぷ

 新年度がスタートし、教育メディア関係の方々はすでに新たな取り組みを開始していることと思います。
 教育の情報化が進み、地域視聴覚ライブラリーの役割は終焉を迎えたと言われる中、各加盟団体も組織の維持や立て直しにご苦労されている様子が伝わってきます。
 しかし、役割を終えたのではという流れの中で、地域視聴覚教育関係施設のイメチェンを図る動きが各地に見られはじめ、努力を重ねられ成果を上げ始めている機能があります。 
 長年蓄積してきた地域映像や地域内に死蔵されている自作映像の収集やデジタルアーカイブ化やメディアボランティアの協力を得ての地域映像コンテンツの制作という機能です。
 この際、ライブラリーでなければできないことは何か?考え直してみるのも必要でしょう?

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