全国視聴覚教育連盟

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視聴覚教育時報 平成21年7月号(通巻651号)index

◆私のことば 学校のICT環境整備と授業への活用/初見 豊(全国高等学校メディア教育研究協議会長・東京都立駒場高等学校長)

◆第1回全視連特別委員会開催 これからの全視連の在り方を探る  ―組織体制・財政問題協議―

◆平成21年度 第13回視聴覚教育総合全国大会 第60回放送教育研究会全国大会 合同大会(愛知大会)

◆平成21年度 「新教育映像に関する調査研究事業」応募締切迫る

◆私のことば 学校のICT環境整備と授業への活用/初見 豊(全国高等学校メディア教育研究協議会長・東京都立駒場高等学校長)

 去る五月に、経済危機対策として平成21年度補正予算が成立し、文部科学省関係予算には、学校ICT環境整備のために約2000億円が組み込まれました。これによって、全国の学校で地上デジタルテレビへの移行が進み、教室で活用できるコンピューターや校内LANの整備が進むものと期待されます。

 しかし、整備費用の半額を補助するICT環境整備事業費を活用するには、残りの半額を同時に交付される臨時交付金か自己財源と合わせて事業を進める事が必要です。そして、臨時交付金をこの事業に活用するか否かは、各自治体の決定に任されています。自治体によって、必ずしも同じようにICT環境の整備が行われるとは限らないことになります。これまでも、県によって学校ICT環境の整備状況には違いがありました。自治体に、今回の事業予算と交付金とを合わせてICT環境の整備に活用する姿勢がなければ状況の大きな変化にはつながりません。整備事業の第二次募集が8月21日まで行われています。各教育委員会からの財政当局への力強い働きかけによって、各自治体が積極的にこの事業を推進し、ICTを活用した教育環境の整備が進むことを期待しています。

 一方、学校現場の教員のICT活用能力の育成も課題です。教員のICT活用能力については、校務処理のための機器活用能力はかなり高まってきたといえます。しかし、校種による差はあるものの、授業の中でコンピューターやインターネットを活用している教員はまだ少ないようです。大量退職に伴い若手の教員が増えてゆく時代を迎えて、学校放送番組や多様化する教材コンテンツをその特性を生かしながら授業の中でどのように活用するか、今一度教員による教育研究活動の活性化が必要です。最近は、校務がますます多忙となり、研修会に参加する時間がなかなか持てない状況です。国や各自治体での研修も計画的に進行しつつありますが、各地の教育研究団体でも教員間の実践に基づく情報の交換や研修が深められることを願っています。

 

◆ 第1回全視連特別委員会開催 これからの全視連の在り方を探る  ―組織体制・財政問題協議―

 去る7月8日、日本視聴覚教育協会会議室において、特別委員会が開催されました。
 この委員会は、昨年提言された「全視連の組織体制の在り方に関する提言」および加盟団体の意見等を受けて、現在全視連が抱えている組織体制や財政上の課題、今後の方向等について協議するために開催されたものです。
 委員会は、座長に吉川刀夫全視連副会長、委員として松田實専門委員長、照井始特別専門委員、村上長彦副専門委員長、岡部守男事務局長、佐藤正事務局次長が出席して行われました。
 委員会では、加盟団体の現状、負担金等財源を含めた財政問題、組織体制および事業の現状と課題を中心に次のような協議が行われました。

◆加盟団体の現状
 平成21年度現在、全視連に加盟している団体は都道府県、政令指定都市合わせて40団体あって活動を行っているが、各市町村等の視聴覚ライブラリーの廃止や組織統合、財政的事情等により加盟団体自体の解散や、全視連からの退会を余儀なくされているところが出てきている。
 加盟団体の解散や退会に伴い、地域における視聴覚教育活動を進める上で、大きな支障が出てくることが考えられており、今後、早急に対策を考えなくてはならない状況にある。
 特別委員会では、現実的に地域視聴覚ライブラリーが存続して業務を推進している加盟団体については、退会の事情を慎重に考慮し柔軟な対応を図るよう、各道府県政令指定都市等の関係行政機関にも支援を要請するなど具体的な対応を早急に検討すべきであるとの方向を確認した。

◆全視連の財政的状況
 加盟団体退会の要因のひとつに負担金問題がある。
 例年、文書理事会や加盟団体事務局などからの要請事項としてあげられるのが、負担金問題である。
 全視連の負担金は、一昨年の調査によれば加盟団体のおよそ22%が当該地方自治体の補助金または助成金、65.9%は構成地域視聴覚ライブラリー分担金でまかなっていると報告されている。
 全視連負担金額の推移を見ると昭和50年度の2万円を皮切りに、3年後に3万円、平成に入り平成2年度には4万円、同7年度5万円そして、十二年前の平成9年度には現在の6万円になっている。
 地方財政の悪化や行政改革の推移の中で、負担金問題が加盟団体の課題となっている。
 全視連の全体予算は、加盟団体負担金を中心に、賛助会費、広告収入等で構成されているだけに問題は深刻である。
 協議では、負担金算定方式の検討、負担金の削減の可能性等が話題に上ったが、協議結果について加盟団体の意向を調査してはどうかという意見が出された。
 また、負担金を収めてもらう以上は、全視連加盟のメリットを明快に示すべきであり、また予算編成にあたり、事業についても再検討し、効率的な計画にすべきであるとの意見が出された。
 次回の特別委員会では、加盟団体の意見を踏まえながら、負担金額や予算編成方針案を策定し、第2回常任理事会及び理事会に報告することが了承された。

◆全視連組織体制および事業の現状と課題
 全視連をメディアの多様化に伴う新たな視聴覚教育の方法を推進し、支援する団体として性格づけることについて説明された。
 そのためには加盟団体間の連携を重視した組織体制の見直しを図る必要性や事業の見直しが提案された。
 現在の組織体制の課題として、加盟団体間の情報交流や研修する機会を再構築する必要性や、ブロック単位を再検討し、常任理事の選出、事務局担当者会議、社会教育施設における地デジ利用の調査研究、映画観賞会の地域社会貢献型上映会への拡充などが具体的な事業として提案され、可能な事業は本年度事業に組み込み理事会の承認を得たが、その具体的な実施策については段階的に取り組む方法など加盟団体の意向調査の結果を受けてさらに検討を重ねる方向を確認した。
 特に、全視連が視聴覚ライブラリー等を代表する団体として国への要請活動、社会教育団体・教育メディア団体等との連携、著作権処理や権利者団体の交渉、地域の研修機会の充実を図るために学識経験者による指導者協力会議を創設して、積極的に地域の視聴覚教育推進を支援する体制を確立することが確認された。

◆平成21年度 第13回視聴覚教育総合全国大会 第60回放送教育研究会全国大会 合同大会(愛知大会)

1. 事業の趣旨
 視聴覚教育研究団体の全国組織である「日本学校視聴覚教育連盟」「全国高等学校メディア教育研究協議会」「全国視聴覚教育連盟」の三団体は、11回目となる一昨年度より、視聴覚教育関係者と放送教育関係者が「ネットワーク社会におけるメディアとヒューマンコミュニケーション」をテーマに合同大会を開催し、13回目となる今年度も引続き第3回目の合同大会により愛知県岡崎市、豊橋市、豊田市で開催する。


岡崎市図書館交流プラザLibra(りぶら)


2. 開催期日
平成21年10月27日(火)・28日(水)

3. 会場
 岡崎市図書館交流プラザ Libra(27日・全視連会場)
 岡崎ニューグランドホテル(27日・レセプション会場)
 岡崎市民会館・甲山会館(28日・全体会会場)

4. 大会主題
 「ネットワーク社会における豊かな学びとメディア」

5. 日程・内容
◆10月27日(火)
〈第1日目 全視連 事例発表・施設見学・理事会〉

○事例発表(13:30〜15:00)

 岡崎市視聴覚ライブラリーの実践
・会場
 岡崎市図書館交流プラザLibra(りぶら)1Fホール
 愛知県岡崎市康生通西4丁目71番地
・研究主題
 教材・機器の貸出しなど受動的なライブラリー運営から、自作教材の予約システムでの動画配信や有線テレビでの放送など能動的なライブラリーの取り組みを紹介し、メディアを使った今後の可能性を探る。

○施設見学(15:00〜16:00)

○理事会(16:00〜17:00)

 全視連理事会・センター連絡協議会総会

○レセプション(18:30〜)
 岡崎ニューグランドホテル




◆10月28日(水)
〈第2日目 全体会(開会、表彰式、基調提案、スペシャルトーク)、各分科会〉
〈第2日目 午前 全体会日程・内容〉

○全体会(敬称略)
(9:30)
主催者あいさつ
・視聴覚教育総合全国大会連絡協議会長 井上孝美
・愛知大会実行委員長 江村力
・NHK 名古屋放送局長 木田幸紀
来賓祝辞、及び紹介
・文部科学大臣祝辞
・愛知県教育長 今井秀明
・岡崎市長 柴田紘一

・各団体功労者表彰(9:50)

・大会基調提案(10:15)
 日本中の教室に大型モニターテレビや電子黒板が導入されようとしています。そして教室における日常の授業が大きく変わろうとしています。
 また、社会の隅々までICT 環境が整えられていく中で、社会教育施設の一層の活躍の場が広がってきています。
 合同大会として3年目を迎える愛知大会。主催4団体が、研究実践の現状に触れるとともに、今後の研究の方向を提言します。

登壇者
・日本学校視聴覚教育連盟(古川和彦 : 江戸川市立清新第一小学校長)
・全国高等学校メディア教育研究協議会杉岡道夫 : 東京都立一橋高等学校主幹
・全国放送教育研究会連盟(田端芳恵 : 目黒区立下目黒小学校教諭)
・全国視聴覚教育連盟(村上長彦 : 全視連副専門委員長)
・進行(愛知大会事務局)

・スペシャルトーク(10:45)
・全体会閉会(12:00)

   
スペシャルトーク
「おくりびと」から「坂の上の雲」へ

 出 演 本木雅弘(俳優)
 聞き手 西村与志木(NHK スペシャルドラマ「坂の上の雲」統括プロデューサー)  

 「坂の上の雲」は、司馬遼太郎が10年の歳月をかけ、明治という時代に立ち向かった青春群像を渾身の力で書き上げた壮大な物語です。今回、国民的文学ともいえるこの作品をNHKスペシャルドラマとして映像化し、本年11月29日から第1部を5回にわたって放送(2011年まで3年計画で全13回)することとなりました。
 主人公ともいえる秋山真之役に本木雅弘さん、秋山好古役に阿部寛さん、正岡子規役には香川照之さんが出演します。
 今春には「おくりびと」で第81回米国アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、まさに乗りに乗っている本木雅弘さんと番組の統括プロデューサーである西村与志木さんの本木雅弘さんお二人に「坂の上の雲」に対する思い等、映像制作を通じて演出論、演技論を含めた映像文化について大いに語っていただきます。



〈第2日目 午後 各分科会内容〉



〈第2日目 会場〉
岡崎市民会館・甲山会館
※甲山会館は岡崎市民会館に隣接

〒444-0072
岡崎市六供町字出崎15-1
TEL:0564-21-9121

〈バス〉名鉄バス
・「籠田公園前」下車北へ徒歩5分
・「本町」下車北へ徒歩5分
〈徒歩〉
・名鉄東岡崎駅下車北へ約25分
 駐車場 : 愛教大附属岡崎小学校
       〃   養護学校
 会場案内図 http://zenkoku.transist.ne.jp/main/(大会HP)

6. 参加者(対象)
 教育委員会の社会教育主事、指導主事、視聴覚教育・学習情報担当および放送教育担当者/幼稚園、小学校、中学校高等学校の教職員/社会教育施設、視聴覚センター・ライブラリー職員、生涯学習グループ等の会員/教育系及び情報系大学の学生及び指導者、その他

7. 参加費等
 資料代3、000円、レセプション代3、000円、2日目弁当代1、000円

8. 申し込み・問合せ
 大会URL http://zenkoku.transist.ne.jp/main/(申し込みはHPより)

 視聴覚教育総合全国大会連絡協議会(全視連事務局内)
 〒105-0001
 東京都港区虎ノ門1-19-5 虎ノ門1丁目森ビル
 TEL : 03-3591-2186
 FAX : 03-3597-0564

◆平成21年度 「新教育映像に関する調査研究事業」応募締切迫る

 先月号でもお伝えしたとおり、本年度も、生涯学習に役立つ市販映像教材として、どのような作品が必要か、視聴覚センター・ライブラリー等視聴覚教育関係施設の協力を募り、利用者が求める市販映像教材についてアンケート調査を行う標記事業への参加ライブラリーを募集しているところですが、来る8月10日が応募の申し込み締め切りとなっておりますので、各ライブラリーのご担当者様におかれましては、ご確認お願いいたします。
 本年度調査研究対象作品は下記の25作品となっております。また、全視連調査研究対象作品」の頒布価格については、全視連事務局にお問合せ下さい。

 平成21年度「新教育映像に関する調査研究事業」調査研究対象作品リスト(PDFファイル)

◆この事業に関する詳細は全視連ホームページを参照。
 http://www.zenshi.jp/

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